お薬と食べ物の関係

こんにちは。 めい調剤薬局です!

今年は暖冬といわれていますが、最近は寒い日が続いております((+_+))

寒い冬もあと少し!防寒対策をしっかりして乗り切りたいですね!

 

さて、今回はお薬と食べ物の関係について。

めい調剤薬局では、初めてご来局いただいた方に、

簡単な問診票を記入していただいております。

その中に

「納豆はよく食べますか」

「グレープフルーツジュースはよく飲みますか?」

??

「え、納豆??」

患者様のこの声、結構聞こえてきます(笑)

 

お薬に納豆やグレープフルーツ。一見関係ないように思えますが、

実は、お薬によっては、その効果に影響してしまう可能性があるのです。

 

納豆を食べてはいけない薬は

主に「心臓のくすり」として知られている「ワーファリン」というお薬です。

このお薬、ビタミンKの生成を防ぐことによって血栓を予防し、

血液をサラサラにしてくれるお薬なのですが、

ビタミンKを多く含む納豆と一緒に摂取すると、その効果が弱まってしまいます。

納豆を食べたために、心筋梗塞の再発作をおこした例も…\(◎o◎)/!

 

グレープフルーツジュースを飲んではいけないお薬は、

高血圧症や狭心症治療に使われる「カルシウム拮抗剤」というお薬です。

(主に「アムロジピン」や「ニフェジピン」など)

おもに血管を広げて血圧を下げる働きをするのですが、

グレープフルーツジュースと一緒に飲むと

カルシウム拮抗剤が体内で代謝されるのを阻害してしまい、

必要以上に血圧を低下させてしまうことがあります。

グレープフルーツの影響は、摂取後、長くて24時間継続することもあるため、

注意が必要です(ー_ー)!!

 

このように、お薬には食べ合わせに注意しなくてはならないものもあります。

疑問に思うことがあればお近くの薬剤師に聞いてみてください(^_^)

きっと優しく教えてくれますよ(^_-)-☆