こんにちは。金山さくら薬局です。
寒さ厳しかった冬もおわりそろそろ春の足音が聞こえてきそうな時期に入ってきました。
季節の変わり目は体調を崩しやすくなりがちですので気を付けたいところですね。睡眠や食事にも気を付けていきたいものです。
さて、今回は『うなぎ』について書かせていただきたいと思います。
『うなぎ』ときくと「土用の丑の日」、「夏に食べるもの」というイメージがありますが、
実はこの「土用」ということば、季節の変わり目のことを指す言葉なのはあまり知られていないのではないでしょうか?
「土用」とは各々の季節の変わり目のことを指し、立春・立夏・立秋・立冬の直前18日間のことをいいます。
年に4回ある季節の変わり目、❞体調を崩しやすい時期なので滋養のあるものを食べて休んでおきましょう❞という先人が作った習慣なのです。
その土用に食べる習慣のある『うなぎ』ですが、栄養価の高い食べ物だということは広く知られていますが、
一体どのような点で栄養価が高い、といわれているのかというとうなぎの栄養価で注目されるのは主にビタミンAやビタミンB群(B1、B2など)、不飽和脂肪酸があげられます。
ビタミンAは、主に目や皮膚の粘膜を健康にたもったり薄暗いところで視力を保つ働きをしています。このビタミンが不足することで皮膚が荒れたり夜盲症(薄暗い場所で物が見えにくい)などといったことになりやすくなります。油に溶けやすい性質があるため、オリーブオイル和えなどだと取りやすいです。
ビタミンB群のうち、B1は炭水化物の代謝、栄養分をエネルギーにかえるのに働き肉体疲労を軽減するのに役立ち、B2は皮膚などの粘膜の健康を保ったり、糖質、たんぱく質、脂質の代謝を助ける働きをしたり。「発育のビタミン」ともいわれるなど様々に働いています。水に溶けやすい性質があるため、汁物としてとると取りやすいです。
DHAやEPAなどで有名な不飽和脂肪酸は、身体の様々な血管の老化防止などに働き、日々の健康維持に役立ちます。
薬やサプリメント、健康食品なども状況によっては必要ですが、
普段の食事から滋養のあるものを意識して元気で楽しい毎日をおくれるようにできたらいいですよね^^
この春、桜を楽しむように少しだけ季節の変わり目に目をむけてみてはどうでしょうか?
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