こんにちは、おひさま薬局サンシャインサカエ店です。
今年も6月、1年の半分がたとうとしています。
私は年始から、念願のホーランドロップのウサギを「コーヒー」と呼んで飼いはじめました。なぜ名前をコーヒーにしたのかは自分でもよく分かりませんが、過去にもウサギを飼っていた経験から、あまり考えすぎずに親しみやすい名前を選んだように思います。
今回、そんな私たちとって身近な「コーヒー」と、薬、睡眠について、少しお話させて頂きます。
●コーヒーと薬
コーヒーに多く含まれるカフェインは、薬の代謝(体内で体の外に出しやすい形に変える事)を促し、薬の効果を弱めたり強めたり、何らかの影響を与える可能性があります。
また、カフェインはお茶や紅茶にも含まれているので、薬を飲む際はコーヒーやお茶等は避け、一般的に水で飲んだ方が良いでしょう。
●コーヒーと睡眠
脳内にはアデノシンという睡眠を促す脳内物質があります。この物質は日中に活動して疲れがたまると働き、逆に自分にとって興味が高い事が目の前にあると、その働きが抑えられ眠気を感じなくなります。
カフェインはこのアデノシンと形がよく似ており、脳内でアデノシンの働きを妨げて、眠りにくくします。 コーヒーを飲むと眠気が覚めるのはこの為です。
眠くても集中力を高めたい時はコーヒーを飲み、作業が終わったらしっかり睡眠をとりましょう。
また、睡眠を妨げてしまうので、寝る前のコーヒーは避けた方が良いでしょう。
コーヒーは健康に良いのでしょうか。私も含め、疑問に思う人もいるでしょう。
コーヒーは心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患のリスクを下げるという研究があります(https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3527.html)。詳しい内容はここでは抜粋しますが、1日2~4杯のコーヒーは、こういった疾患のリスクを下げるので健康に良いと発表しています。
また他方では、コーヒーは発がんリスクがあるのではないか、という議論もされており、まだ研究の段階です。
分からない事も多いですが、コーヒーを飲んで活き活き生活している人も多いです。
賢く飲んで、自分の生活に活かしていけると良いですね。
ちなみに冒頭でお話ししたウサギのコーヒーですが、お迎えした時は生後2か月ほどだったので、今はその頃と比べて2倍に体が大きくなりました。
周りからは、見た目から「ちょっとミルクが多めのコーヒーだね」とか「どちらかと言うと、カフェオレ…」と突っ込まれながらも、私は話のネタにさせて頂いております( ´艸`)。
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