本日7月28日は土用の丑の日ですね。
土用の丑の日には「うなぎ」を食べるのが一般的ですが
実は、うなぎ以外のものを食べる習慣があるのはご存じでしたか?
土用とは、「季節の変わり目の約18日間」のこと。
本来は夏だけではなく、立春・立夏・立秋・立冬の直前に、年4回あります。
なぜ“土”なのかというと、「季節の変化の種をうけとめて芽生えさせる、クッション的な準備期間」という意味が込められているから。
そこで「土」は、種をたくわえ、芽を出させるという土の働き(土用)に着目して、4分割して割り振られたのです。つまり、運気が変化する時期ということですね。
では「丑の日」は?というと、干支(えと)の十二支からきています。
十二支は年にもありますが、1日にもあり、12日ごとに繰り返されます。すると約18日間の土用の期間中に、丑の日が1~2回発生します。これが土用の丑の日。
丑という字は「紐(ひも)・絡む」と同義で、「種の中で芽が育ちつつ、まだ伸びていない」という意味があります。日本では丑の日を特別な日とする習慣があって(丑紅など)、特に梅雨明けに重なる夏の土用の丑の日は、重要な日だったのです。
この日は、体をいたわり精が付くものを食べることが行われてきました。昔の人は、季節の変わり目が気を付けるべき時期であることを経験的に知っていたのでしょうね。
夏の土用の丑の日は「う」が付くものを食べると夏負けしないという言い伝えがあります。土用の丑の日にうなぎを食べる習慣もここから来ているようです。
本来、この「う」が付くものを食べて夏負けしない体を作るという言い伝えに基づいて
うなぎ以外に うどん、瓜、梅干しなどを食べる習慣も地域によってはあるようです。
夏の土用の丑の日には、少し値は張りますが、やっぱり「うなぎ」を食べたいですね!
みなさまも土用の丑の日に「う」の付くものを召し上がって、夏バテしないようにご自愛ください!
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