こんにちは。ひまわり調剤薬局です🌻
日が短くなり朝夕はめっきり冷えこんできましたね。
冬に向けての準備はできていますか。
私はつい先日衣替えをしたところで、秋がきたなと思っていたらあっという間に11月になってしまいました。
今回は冬支度についてです。
寒い冬を迎えるための準備を冬支度といいます。
冬支度とは、季節でいうと秋の中でも晩秋、つまり秋の最後に行うものであるそうです。
今回は特に「からだの冬支度」について紹介します。
具体的には、免疫力を低下させないことがからだの冬支度につながると考えられます。
体温が下がることで免疫細胞の働きが下がり免疫異能は低下します。
冬はからだが冷えやすく、体温が下がり、免疫に関わる腸の働きもダウンします。また、空気が乾燥するため、自然免疫の鼻や喉粘膜も乾燥しやすくなります。
免疫力低下に伴い、低温・乾燥によりウイルスが活発になり、インフルエンザや風邪といった感染症のリスクが上がります。
つまり、乾燥対策・冷え対策をおこなうことが免疫力を低下させないためのポイントです。
・乾燥対策
こまめな水分摂取、うがい、マスクの着用でのどを保湿させましょう。
夏に比べて冬は気温が低く、汗をかく量が減少するため水分を失っている自覚が少なく、脱水のリスクが上がります。1日8回以上こまめに飲む、温かい飲み物を飲む、利尿作用のある飲み物は避けるといった点に注意して水分を補給しましょう。
床や窓を水拭きする、室内で洗濯物を乾かす、加湿器を使用するなど部屋の湿度を40~60%に保つことも重要です。
・冷え対策
よく「旬のものは食べた方がいい」といわれていますが、冬が旬のものは体を温め、夏が旬のものは体から熱を逃し(冷やし)てくれる場合が多くあります。
例えば冬が旬の食材であるにんじん、れんこん、ごぼうなどの根菜類やじゃがいもなどの芋類は陽のエネルギーを持つといわれ、体を温める効果があります。
また、野菜に含まれるビタミンやCビタミンEは冷え性に効果があるといわれています。
体を冷やすような冷菓や栄養バランスの偏りがちなインスタント食品などの食べ物は控え、良質なタンパク質、ビタミン類、パンドテン酸などを積極的に摂りましょう。
また、からだを温める食材としてシナモン、加熱した生姜、味噌などもおすすめです。
良質なタンパク質:からだのあらゆる組織をつくる材料となる栄養素で、免疫や代謝などにも重要な役割を果たしています。
→白身魚、鶏肉、豚肉等
ビタミンC:鉄分の吸収に必要な栄養素で、毛細血管の機能を保持する働きがあります。
→みかん、柿、トマト、カブ、ほうれんそう等
ビタミンE:末梢神経を広げて血行を促進し、血流を改善する作用があります。
→かぼちゃ、ナッツ類、いわし等
パントテン酸:脂質、糖質、タンパク質の代謝を助け、からだの免疫力を高める働きがあります。
→牛レバー、大豆、納豆、卵等
また、食べ方を工夫することでも、からだを温めることができます。
豆腐を食べる際には湯豆腐にして食べたり、生姜はお湯にすりおろした生姜を加えて生姜湯にしてからだを中から温めましょう。
気温が日に日に下がり、インフルエンザが流行している今こそからだの冬支度を行い、万全な状態で冬を迎えましょう。
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