こんにちは、おひさま薬局尾張旭店です。
2月3日は節分ですね。みなさんは豆まきはされますか?
豆は「魔滅(まめ)」とも書かれ、無病息災を祈る意味があるそうです。豆まきは中国の風習が伝わったとされていますが、日本の豆まきに関しては昔、京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという話が残っています。「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)」となるそうです。
豆まきに使う豆は、一部地域で落花生を使うところもありますが、大豆が多いですよね。大豆を使う時は生の豆ではなく炒った豆でなくてはいけないと知っていましたか?なぜなら、生の豆を使うと拾い忘れた豆から芽が出てしまうと縁起が悪いからです。
大豆には良質の植物性たんぱく質が含まれています。血中コレステロールを減少させる作用があるほか、肥満の改善にも効果的です。
ほかにも、豊富なカルシウム、食物繊維、カリウムや葉酸など、人体には不可欠な栄養素をしっかりと含んでいます。
「大豆イソフラボン」は女性ホルモンと似た働きをして、更年期の不調を改善したり骨粗鬆症を予防して若さを保ちます。
「大豆レシチン」は脳機能を高める栄養素でもあり、認知症予防に注目されています。
この様に栄養価の高い豆を、撒いた後に捨ててしまったりしないで、しっかり食べて栄養素を摂り入れてくださいね。
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