不登校ひきこもりのお話。ありのままを受け入れ、安心を与える。

こんにちは。めい調剤薬局です。

先日初めて、不登校やひきこもりに関連する講演会に行ってきました。


今回私が参加しようと思った理由は2つ☆

・日々の薬局業務で、患者様やそのご家族から不登校やひきこもりに関する相談を受けることがある。その方々に寄り添うためにぜひ当事者の視点を知りたい。

・子育て中の母親として子どもの今後のことを見据えて知っておきたい。



当日講師を務めたのは、息子さんの不登校ひきこもりをきっかけに、生きづらさを抱えた人たちの居場所をつくり、当事者を地域で支える活動をされている方。

ご自身の経験を飾らない言葉で明るく、時には涙も浮かべながら語ってくださいました。



・社会が、大人・親が、不登校やひきこもりを「問題」と捉えて、変えようとすればするほど、心配すればするほど、当事者自身は自分を否定されているかのように感じ、元気をなくしていく。

・周りが社会の尺度で判断して、「このままではいけない」と、「何か行動して貰わなきゃ」と導いてしまいがちだが、まずはありのままの姿を受け止めて見守り、安心を与えてあげることが大切。

※当事者自身は、このままで良いとは決して思っていないはず。



講演が終わった後、大学時代、突然学校へ来ることが出来なくなってしまった友人のことが脳裏に浮かびました。

当時は、同級生や先生とその子を心配し励ますため、家にも足を運び「大丈夫??」「みんなで待っているからね。」と声をかけていました。

もしかしたら本人は、その心配と励ましが自分を否定されているかのように感じていたかもしれません。友人自身もこのままで良いとは絶対思っていなかったはずだな、と。

まずは、ありのままの姿を受け止め「ゆっくり休んで大丈夫だよ」と安心を与えるべきだった、私は本当の意味で友人に寄り添ってなかったのだと反省しました。

話は逸れましたが、今回講演会に参加して当事者の方の貴重なお話を拝聴し、新たな気付きを得ることができました。

寄り添いながら安心を与えるという視点を、常に忘れないようにしたいものです。

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