こんにちは。
おひさま薬局 尾張旭店です。
4月も終盤、もうすぐ5月になりますね。
そして5月5日はこどもの日、端午の節句です。
今回は端午の節句に行う日本の風習、
菖蒲湯について調べてみました。
菖蒲はまっすぐな葉が刀に似ており、邪気を祓うような爽やかで強い香りを持つことから、男の子に縁起のいい植物とされています。
なので菖蒲湯に浸かることは、厄払いやこどもの健やかな成長を願う年中行事の1つとして知られていますね。
その他にも、実は健康にもさまざまな効果が期待できるとされているのでご紹介します!
菖蒲湯の効能・効果
①アロマテラピー効果
菖蒲には多くの精油成分が含まれており、爽やかな香りがします。
実はこの香りも健康に貢献してくれます!
菖蒲の爽やかな香りには、
・自律神経の安定
・リラックス
などのアロマテラピー効果があり、心身ともにリフレッシュできるとされています。
また、香りの強さから邪気を払うとも信じられているみたいですよ。
②精油成分による効果
「テルペン」という分類に属する多くの芳香成分のほか、アザロン、オイゲノールといった精油成分が菖蒲には含まれます。
この香りの素となる精油成分には、以下のような効果が期待でき、腰痛や神経痛を和らげる効能もあると言われています。
・血行促進
・肩こりの改善
・保湿効果
・リラックス効果
・冷え性改善
・疲労回復
そのため、菖蒲湯に入ることで身体を温め、腰痛や神経痛などの痛みや肩凝り、冷え性をやわらげる効果が期待できます。
特に、精油成分は葉より根茎部分に多く含まれるので菖蒲湯には、菖蒲の葉だけでなく、根茎部分も一緒に使うとさらに効果アップが期待できますよ!
では、肝心の菖蒲湯はどうやって作るのか?
菖蒲湯の作り方についてまとめていきます。菖蒲湯の作り方は大きく以下の2通りあります。
①菖蒲をそのまま入れる方法
スーパーなどに並ぶ、菖蒲を10束ほどにまとめ、42~43℃ほどの熱めのお湯につけるだけで完成です。
②菖蒲を刻んで入れる方法
菖蒲を細かく切り、袋(ネットやお茶パックなど)に入れます。菖蒲の入った袋を洗面器や耐熱性の器に入れ、熱湯を注ぎ10分たったら、袋と抽出した液を湯船に入れたら完成です。
特に①の方法はとっても簡単なので、
5月5日は是非、菖蒲湯につかり日々の疲れなどをリフレッシュしてはいかがでしょうか?
薬剤師が作った『ブラック青汁ゼリー』販売中!
ブラック青汁ゼリー入荷しました♪ – 名古屋の薬局 株式会社ファーマスター (pharma-star.jp)
インスタグラムも始めました https://www.instagram.com/pharmastar.jp/